https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241223/k10014675411000.html
明治から大正の建築物などを復元した施設がある札幌市の野外博物館で、馬そりの運行が21日から始まりました。
札幌市厚別区にある野外博物館「北海道開拓の村」では、40年ほど前から冬の間の土日と祝日に馬そりが運行されています。
馬そりは、定員が6人の木製のそりを馬が引っ張るもので、明治から大正などの建築物が移築・復元された村の中、およそ700メートルを10分ほどかけて見て回ります。
21日午前10時から運行が始まり、馬そりに乗った人たちは、担当者が話す歴史の説明に耳を傾けたり、そりから見える風景の写真撮ったりして楽しんでいました。
名古屋から旅行で訪れた50代の女性は「乗り心地がよく、滑らかに走るなと感じました。もう一度乗ろうと思います」と話していました。
「北海道開拓の村」広報担当の松井則彰さんは「この時期の風物詩で、冬が来たなという感じがする。ぜひ観光客や地元の人々に楽しんでほしい」と話していました。